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「金利で選ぶなら南ア・ランドがお得!?」高学歴女子が出した結論とは?

livedoor HOMME - livedoor ニュース2012年07月24日 09時30分

「金利で選ぶなら南ア・ランドがお得!?」高学歴女子が出した結論とは?

南アフリカのランドやオーストラリアドルで預金するメリットについて議論した、左から、小西貴恵さん(明治大学商学部3年)、畑友理子さん(早稲田大学政治経済学部卒)、金泉紗恵子さん(早稲田大学商学部卒) 写真一覧(3件)
 海外旅行にもリーズナブルに行けちゃう「円高」のいまなら、預金も「外貨」でしちゃえばお得になるのでは――!? そんな素朴な疑問を解決すべく、livedoor HOMME編集部では、数字に強い高学歴女子3人をさっそく召集。“3人寄れば文殊の知恵”のことわざよろしく、「外貨預金」にまつわるレポートをそれぞれが持ち寄る、緊急討論会を開催した。

経済学部系の高学歴女子がレポート「外貨預金のススメ」

 基軸通貨“米ドル”の有用性を検証した前回に続き、最終回となる今回はその対極ともいえるマイナー通貨“ランド”をフィーチャー。「いま南アフリカが注目される理由とは!?」と題して、新興国ならではの魅力に迫ってみたい。早稲田大学政治経済学部卒の才媛、畑友理子さんのレポートから浮かびあがる、知られざる“南ア・ランド”のメリットとは!?

 前回の金泉さんと同じく、畑さんもまた「毎日おこづかい帳をつける」ほどの堅実派。「通貨がランドだってことも初めて知った」と言いながらも、ランドや豪ドルといった高金利通貨の魅力を分かりやすく検証してくれました。

レポート:いま南アフリカが注目される理由とは!?


:私自身、南アフリカの通貨がランドだって、今回、初めて知ったんだけど……(笑)

金泉:ふだん耳にしないからね。私も、金とかダイヤモンドぐらいのイメージしかないし。

小西:でも、1年で4.4%って、もうほとんど消費税くらい高いじゃないですか!

金泉:まぁまぁ! レポートを見てから考えてみよう!

:じゃあ、貴恵ちゃんがまたその気になっちゃうまえに、説明していくね。

■新興国・南アフリカの人気が急上昇中!? (畑 友理子)

 近年、その高金利を背景に外貨預金をはじめ、外国債券や外国為替証拠金(FX)取引でも人気を集める通貨。それが、南アフリカのランドです。では、そもそも南アフリカとはどういった国なのでしょうか。

 通貨のランドそのものは、外国為替市場での取引高もまだまだ小さく、決してメジャーな通貨とは言えませんが、一昨年の『FIFAワールドカップ』開催も記憶に新しい南アフリカは、BRICs(※1)に続く新たな投資先として目下、大注目の新興国。金やプラチナ、ダイヤモンドなどを産出する世界有数の資源輸出国にして、00年以降は、アフリカ諸国では唯一のG20メンバーとして主要国首脳会議(G8)にも毎年参加するなど、さらなる経済発展が期待される国のひとつとなっているのです。

 そんな南アフリカランドのなにより注目すべき特徴はやはり、基軸通貨である米ドルや、高金利で人気のオーストラリアドル(豪ドル)をもはるかに凌ぐ、その利率。下記の図をみれば、それがいかに高水準であるかはもはや一目瞭然です。

 もちろん、こうした高金利は、他の先進国と比較しても安定しているとは言いがたい政情など、途上国ゆえのリスクとも表裏一体ではあります。が、そうしたリスク要因を補ってあまりあるほどのポテンシャルが、このランドにはあるといっても過言ではないのです。
 
 その最大の強みが、南アフリカがオーストラリアと同様、豊富な天然資源をもつ資源輸出国であるという点です。(1) 原油価格や金価格など商品市場の影響を受けやすい (2) 商品価格が上昇するインフレのときでも買われる (3) 中国などの主要輸入国の景気に大きく左右される ……といった資源国通貨ならではの特徴をもつランドにとっては、将来的にもますます資源の需要拡大が見込まれる現在の状況はまさに好機。中国やインドといった大国が破竹の勢いで経済成長を続けているかぎり、市場動向との連動性が強いランドや豪ドルの上昇傾向はこの先もしばらくは変わらない、というのが昨今のトレンドというわけです。

 当然、こうした情勢がマイナスに働く可能性もないわけではありませんし、いぜん発展途上の国である南アフリカランドには、豪ドル以上のリスクもともないます。ですが、それぞれの通貨が抱える特性やリスクを十分に認識したうえで、高金利のメリットをより享受できる長期的な運用をするということであれば、外貨預金においてランドほどリターンが大きく、魅力的な通貨も他にはないと言えるでしょう。

(※1)BRICsとは、経済発展が著しいブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字を合わせた四カ国の総称。





トークセッション:宝くじが当たったら、南ア・ランドで預金!?


:結論から言うと、資源の値段が今後どうなるか、とかをある程度予測できる人なら、スゴくメリットのある通貨なんじゃないかな、と。

金泉:でも、取り扱っているのがネットバンクだけっていうのはちょっと不安だよね。メガバンクがやってないってことはそれだけ取引数も少ないってことだろうし。

小西:ワールドカップのときも、治安が悪いとかって散々ニュースでやってましたよね。そういうのを聞くとちょっと怖いかなぁと思います。

金泉:うん。テレビ局もそれを気にして、女性リポーターを使わなかったみたいだもんね。

:ただまぁ、貴恵ちゃんの言うように、1年で4.4%っていうのはとても魅力的ではあるよね。国内預金でそれだけの高金利はまず絶対にありえないわけだし。

小西:そうなんですよねっ。100万円を1年預けてるだけで、単純計算でも4万4000円の利息。これはいいですよっ!

金泉:確かにそこは魅力だけど、それなら私はよりリスクの少ない豪ドルのほうを選ぶかな。先進国として安定しているイメージがあるのに、意外なぐらい金利もいいしさ。

:そういう考え方もあるよね。オーストラリアはアジアとの結びつきが強いから、中国とかインドとかがこのまま順調に成長しているうちは、素人眼からも大丈夫な気がするしね。資源価格の変動がどういう仕組みで起きているのかを私自身がよく分かってないから、正確なことは言えないけど。

小西:ホント難しいですよね。お金って。

金泉:うん。たぶん、私たちにもっと社会経験があって、経済的にも余裕があったら答えもまた違うんだろうけど、まだちょっとハードルが高い気はしちゃうかな。よその国の潜在的な成長力とかに注目して世のなかを見られるようになるのは、おもしろそうだけど。

:まぁでも、今回の討論会を通して、外貨預金が思っていたより、ずっと気軽にできるものなんだってことが分かったのはよかったかな。あんまり知らなかった南アフリカやオーストラリアについてもいろいろ勉強になったし。

小西:あと、外貨なら手数料や利率の面で住信SBIネットがいちばん有利らしいってことも、ですよね。私、宝くじで1億円とか当たったら絶対、ランドで外貨預金しますよ(笑)

金泉:それはいいよね。ついつい現実的に考えすぎちゃう私でも、それなら純粋に楽しめそう。

:そだね。もうちょっと大人になって、いろんなことをしっかり考えられるようになったら、そのときはぜひチャレンジしたいよね。

小西:じゃあ、まず世界を知るって意味でもみんなで海外旅行に行きましょうよ。せっかくの円高ですし。

金泉:それなら、いっそのこと南アフリカまで行ってみる?

小西:うぅ。そこは無難にハワイあたりからでお願いします(笑)


フィードバック:謎の経済アナリストが畑さんのレポートを評価


:私のレポート、いかがでしたでしょうか?

謎の経済アナリスト:日本となじみの薄い国にも関わらず、非常によく調べられていると思います。確かに新興国の通貨はリスクが高いイメージがありますが、全てを1種類の通貨で預けるのではなく数種類の通貨で預け入れしたり、期間をずらして預け入れするなど、自身のテクニックでリスクを分散することもできます。それを学んだら案外ランドで預金する日も遠くないかもしれませんね。3人とも、お疲れ様でした。

畑、小西、金泉:ありがとうございました!


 3人ともまだ「現実的には考えられない」といいつつも、外貨預金についての理解はかなり深まったよう。外貨預金や資産運用といったワードを身近に感じられるようになったというだけでも、今回の討論会は彼女たちにとってかなりの収穫だったに違いない。

http://news.livedoor.com/article/detail/6783137/
※表示 - 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)